ChatGPTに“学習させない”ってどうやる?〜オプトアウトのやり方〜

AI関連

こんにちは、スタッフのやまさきです。

今回は、私たちも最近よく使っているChatGPTのプライバシー設定に関する内容を紹介します。

はじめに:ChatGPTのあの便利さ、でもちょっと気になる…

最近、ChatGPTを業務で使う企業もどんどん増えてきました。
アイデア出し、文章の下書き、コードチェックなど、ほんとにいろんな場面で助けてくれる存在ですよね。

でも、ふとしたときに気になることありませんか?

自分が入力した内容って、もしかしてAIの学習に使われてるのでは…?

そんな疑問に対して、ちゃんと対策ができるのがオプトアウトという仕組みです。

今回はそのやり方を、図解つきでわかりやすくご紹介します!

ChatGPTはどうやって学んでるの?

ChatGPTは、みなさんの入力内容や会話の一部をもとに「AIとしての性能をアップ」させています。

ただし、OpenAIは以下のような方針をとっています。

  • 有料ユーザー(ChatGPT Plus)も含め、入力内容は分析対象になる可能性がある
  • でも、学習対象から外してほしい場合はオプトアウトできる

つまり「使われるのが嫌だな」と思ったら、自分で「学習に使わないで」と申請することで、そのデータが学習に使われなくなるんです。

オプトアウトってどうやるの?【図解で解説】

安心してください。やり方はとっても簡単です!

■個人利用者向け(ブラウザやアプリで利用している方)

Step 1:右上のプロフィールアイコンから「設定」を押します。(アプリの方は表示位置が異なります)

Step 2:「データコントロール」を押して、「すべての人のためにモデルを改善する」がオンになっている箇所をクリックします。

Step 3:「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにして「実行する」を押す。

■サポートに連絡する方法(法人・開発者の方)

https://privacy.openai.com/policies にアクセスし、右上の「Make a Privacy Request」をクリックします。

アカウントがあれば「I have a ChatGPT account」を押します。

「Do not train on my content」(トレーニングに使わないで)を選択します。

メールアドレスを入力して「Send Email」を押します。

企業で使う場合はここもチェック!

ChatGPTを社内ツールとして導入している企業の方は、さらに以下のような点も押さえておくと安心です。

  • ChatGPTの「チャット履歴オフ」設定を社員に周知する
  • 社内ポリシーに「センシティブな情報は入力しない」などを明記
  • チーム全体でオプトアウトを申請しておく

これらを意識することで、情報漏洩リスクを最小限にすることができます。

おわりに:安心して使いこなすために

ChatGPTを使っていて「便利だけどちょっと不安…」と思ったときには、今回のオプトアウト設定がとても役立ちます。

やらなくても使えますが、「私は学習に使ってほしくない派」なら、サクッと申請しておくのがオススメです!

今後も仕様は少しずつ変わる可能性があるので、たまに公式情報もチェックしておくと安心ですね。 ​

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