こんにちは。スタッフのやまさきです。
Web制作やITマネジメント業務に携わる皆さん、「会議の議事録作成」にこんなお悩みはありませんか?
- 発言内容をメモしていたら、話に集中できない…
- 会議の後、内容をまとめるのに時間がかかる…
- 書いたメモを共有しても、分かりにくいと指摘される…
実は私自身も、これらの課題に日々直面していました。
そこで今回は、Zoom会議を自動で文字起こしし、AIで要約、さらにNotionに保存までできる神ワークフローをご紹介します!
使うのは以下の2つのツール:
- 【Notta】リアルタイム文字起こし・AI要約ツール
- 【Notion】情報の整理と共有に便利なオールインワンツール
この2つを組み合わせることで、議事録の手間がほぼゼロに!
この記事では、導入手順から実際に使ってみた感想まで、じっくりお伝えします。
なぜ「議事録の自動化」が必要なのか?
Web制作やITマネジメントの現場では、オンライン会議が日常的に行われています。
しかし、その一方で、
- 議事録をとる人が毎回固定されてしまう
- 内容の記録が属人的になる
- 会議中の発言のニュアンスが後から分からなくなる
といった課題も出てきます。
「議事録の自動化」は、情報の透明性と作業効率を両立させる方法として非常に有効です。
使用する2つのツール紹介
Notta(ノッタ)とは?
Nottaは、ZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議をリアルタイムで文字起こししてくれるツールです。
主な特徴は以下のとおり:
- 高精度な音声認識(日本語対応)
- 会議後にAIによる要約生成
- 録音・文字起こしの履歴管理も可能
- PC、スマホどちらからでも利用可
- 他ツールとの連携機能も充実
Notion(ノーション)とは?
Notionは、ドキュメント作成、タスク管理、データベースなどを一つにまとめて管理できるオールインワンツールです。
議事録として使う場合:
- テンプレートを活用して効率的に記録
- チーム内での共有や検索が簡単
- 他のプロジェクト管理データと連携しやすい
🔧 NottaとNotionを連携する方法
では、実際にZoom会議の録音 → 自動文字起こし → 要約 → Notionに保存という流れを作る手順を見ていきましょう。
Step 1:Zoom会議中にNottaを起動
- Nottaにログインし、「録音開始」ボタンを押す
- Zoom会議の音声をキャプチャしながらリアルタイムで文字起こしが進みます
- スピーカーの話者ごとに分けて記録されるので、誰が何を言ったかも明確
💡補足:Zoom連携をしておけば、自動で録音&文字起こしが始まる設定も可能です。
Step 2:会議終了後、AIで自動要約
- 会議終了後、録音データが自動的に保存されます
- 「要約を生成」ボタンを押すだけで、AIが会話のポイントを抽出し、要約文を作成してくれます
特に便利なのが、以下のような出力形式:
- トピックごとの分類(例:進行・課題・結論)
- キーワード付きの要約
- 短くてわかりやすい日本語
Step 3:Notionへ送信・保存
- Nottaの「エクスポート」機能から「Notion」を選択
- 初回のみアカウント連携の認証が必要
- テンプレートを選んで、文字起こしや要約をNotionページとして作成
Notion上ではこんな感じで表示されます👇
📅 2025年5月14日 Zoom会議
🗂 会議要約:〇〇について合意、次回対応△△
💬 発言記録:全文あり
実際に使ってみた感想
実際に数回使ってみて感じたことをまとめました。
良かった点
- 要約の精度が非常に高い!
- 特に文脈を踏まえた要約力がすばらしく、議事録としてそのまま使えるレベル。
- リアルタイム文字起こしが便利
- 会議に集中しながらも、記録が自動で取れている安心感がある。
- Notionへの保存が簡単
- 一度連携設定しておけば、会議のたびに手動でコピペする手間がなくなる。
惜しかった点
- 文字起こしには誤変換が少しある(人名や専門用語など)
- Zoomの音声設定やネット環境によって認識率が左右されることもある
Tips:さらに便利に使う工夫
- Notionで「会議議事録テンプレート」を事前に作っておくと、読みやすさUP
- Nottaの録音リンクをNotionに貼っておくと、後から音声を再確認できて便利
- 話者の名前を事前に設定しておくと、議事録の見分けがしやすくなる
まとめ:議事録の新しいスタンダードを体感しよう
「会議が終わった瞬間に議事録が完成している」
そんな理想が、NottaとNotionの連携で簡単に実現できます。
- 忙しい中でも正確な情報を残したい
- 会議の記録をチームでスマートに共有したい
そんなあなたに、ぜひ試していただきたいワークフローです。
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