こんにちは!スタッフのやまさきです。
最近はAIの進化が凄まじい勢いで進んでいますね。私も仕事やプライベートでたくさん使用しています。
今回は、ちょっとした実験として「生成AIにオセロゲームを作ってもらったらどうなるのか?」にチャレンジしてみました。
生成AI初心者向けの記事になっていますので、ご了承くださいね。
使ったのは、今注目されているAIの一つ「Claude Sonnet 4(クロード・ソネット・フォー)」。

わずか2回の指示だけで、人とコンピュータが戦える本格的なオセロアプリが完成してしまいました😅
この記事では、AIにどんな指示を出したのか、どんなゲームができあがったのかを、できるだけわかりやすくご紹介していきます!
今回使ったAIは「Claude Sonnet 4」
「Claude(クロード)」は、ChatGPTのような会話型AIで、アメリカのAnthropic社が開発した注目のサービスです。
中でも「Sonnet 4」は、2025年時点での最新バージョンで、文章作成やプログラミングなどの幅広いタスクに対応できる高性能モデル。
会話形式で指示するだけで、アプリやゲームを自動で作ってくれるようなまるで“デジタル助手”のような存在です。
難しい専門用語を使わなくても、こちらの意図をしっかり読み取って動いてくれるのが最大の魅力。今回はその力を試してみました。
ちなみに無料で使うことができますよ。
ステップ①:「対戦型オセロゲームを作成して」と頼んでみた
AIへの指示(1回目)
「対戦型オセロゲームを作成して」

すると返ってきたのは、なんと本格的な2人対戦用のオセロゲームのコード!
しかも作成にかかった時間は、わずか1分ほど😳
Claudeが作ってくれたゲームの主な機能はこちら:
- 8×8のオセロボードで正統派ルールを再現
- 黒と白が交互にプレイ(黒が先攻)
- 石を置ける場所は黄色い点で表示
- スコアがリアルタイムで表示される
- ゲーム終了後に自動で勝敗を判定
- 「新しいゲーム」ボタンでリセットも可能
ルールもわかりやすく実装!

操作も簡単で、黄色の点が「今、ここに石を置けますよ!」というサインになっていて、直感的にプレイ可能。
実際に動かしてみたところ、きちんとオセロとして成立していて、ふたりで楽しめるレベルになっていました。
(オセロゲームの公開用URLは、最後に記述しています)
ステップ②:「コンピュータと対戦できるように」と追加指示!
AIへの指示(2回目)
「コンピュータと対戦できるように修正してください」
このシンプルな一文で、今度は人 vs コンピュータで対戦できる機能付きのオセロゲームにアップグレード!
今回の修正にかかった時間は、1分30秒ほど。またまた驚き😳😳😳

新しく追加された機能:
- ゲームモードの選択:2人対戦 or コンピュータ対戦
- AIの思考演出:0.8~2秒の“考えている間”アニメーション
- 戦略的AIロジック:
- 角のマス(+100点)を優先
- 辺のマス(+10点)は中程度の優先度
- 危険なマス(角の隣)はマイナス評価(−20点)
- さらに、ひっくり返せる石の数も計算
- 直感的な表示:「あなた vs コンピュータ」が一目で分かるUI
- 適度な強さのAI:勝てそうで勝てない、ちょうどよいレベル感
まるで、本当に人間と戦っているかのような、ちょっとした駆け引きまで楽しめるようになっています。

ステップ③:「スマホ画面だとうまく動作しないので、修正してください」と指示する
AIへの指示(3回目)
「スマホ画面だとうまく動作しないので、修正してください」
実際に動作確認してみると、スマホ画面ではレイアウトが崩れたり、タッチ操作の反応がなかったりしました。
今回も(わざと)ざっくりとした修正指示をしてみました。
AIって、毎回快く受け入れて修正してくれますね🙌
見習いたいです。

実際のゲームはこちらからプレイできます!
Webに公開してみる
画面右上の「公開」ボタンをクリックすると、次の画面が出ます。

「公開してリンクをコピー」をクリックすると、公開済みになります👏

今回AIが作ってくれたオセロゲームは、誰でも無料でプレイ可能です!
ぜひ、こちらのリンクからお試しください👇
※Web上で動作します。PC・スマホとも操作可能です。
まとめ:AIは、プログラミング初心者の「夢の助手」
今回の実験で強く感じたのは、AIはもはや検索ツールではなく、“一緒にものづくりができる相棒”になってきているということ。
特に、以下のような方におすすめです:
- 「プログラミングって難しそう…」と感じている人
- 子どもや学生と一緒にゲームを作ってみたい人
- ちょっとしたアイデアを形にしたいけど、自分ではコードが書けない人
Claudeのような生成AIを使えば、「作ってみたいな」を、すぐに試せる時代が来ていますね。
また、本格的にコード学習したい人には、実際にAIが生成したコードを参考にして学習すると効率よく学習が進められそうですね。
もし分からないことがあっても、AIに質問すれば丁寧に分かりやすく教えてくれますし。
さいごに
もしあなたにも、「こういうゲーム作れたら楽しそう」「AIって何ができるの?」という好奇心があれば、ぜひ一度試してみてください。
思ったよりも、ずっと身近にAIは存在しています。
そして、あなたの“ちょっとしたアイデア”を、形にしてくれる時代が始まっているのです。
おまけ:AI活用のご相談も受付中です!
「自分でも使ってみたいけど、最初の一歩がわからない」
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