はじめに
こんにちは!スタッフのやまさきです。
三島笑会では、地域のデジタル人材育成の取り組みとして、出雲市が実施する「小中学生プログラミング教室」の運営・講師を担当しました。
今回のテーマは、子どもたちに大人気のゲーム「Minecraft(マインクラフト)」を活用したプログラミング学習です。
ゲームとして親しまれているマインクラフトですが、実は「自分で考え、試し、改善する」というプログラミング教育との相性が非常に高い教材です。

私もめっちゃ楽しめるイベントになりました!
今回の講座では、マインクラフトの世界を使いながら、プログラミングの基本的な考え方や、コンピュータに指示を出して動かす楽しさを体験してもらいました。
マインクラフトを使ったプログラミング教育に知見のある「島根県eスポーツ連合」様が中心になってご活動いただきました。


初めて扱う教材への挑戦
今回、私自身もマインクラフトを本格的に扱うのはほぼ初めてでした。
これまでWebシステム開発やプログラミング教育には携わってきましたが、ゲーム環境を活用したプログラミング講座は新しい分野でした。
そのため、講座準備では実際にマインクラフトを操作しながら、
- どのような操作で子どもたちがつまずくのか
- どの順番で説明すると理解しやすいのか
- どの程度の難易度なら楽しみながら挑戦できるのか
を確認しながら、慎重に準備を進めました。
しかし、実際に触れていく中で、マインクラフトが単なるゲームではなく、創造力や論理的思考を育てる非常に優れた学習環境であることを実感しました。
段階的に学ぶプログラミング
今回の講座では、いきなりコードを書くのではなく、段階的に理解を深められるように進めました。
最初はマインクラフトの基本操作から始め、自分でブロックを配置して建築する体験を行いました。
「どんなものを作りたいか」
「どう配置すれば実現できるか」
を自分で考えることで、プログラミングに必要な試行錯誤の力を自然に身につけることができます。
その後、ブロックを自動的に配置するなど、自動化の考え方へ進みました。
さらに、エージェント(プログラムによって動くキャラクター)へ命令を与え、決められた処理を実行させる学習へ発展しました。
人間が行っている作業をコンピュータに任せるには、どのような指示を出せばよいのか。
この考え方は、実際のプログラミングやシステム開発にも通じる重要な学びです。
子どもたちの吸収力に驚きました
参加した子どもたちの多くは、家庭用ゲーム機でマインクラフトを遊んだ経験がありました。
一方で、パソコンを使った操作やキーボード入力は初めてという子も多くいました。
正直、開始前は操作に慣れるまで時間がかかるのではないかと考えていました。
しかし、実際には想像していた以上にスムーズにパソコン操作を覚え、自分の作りたいものを形にしていきました。
「ゲームで遊んだ経験」が、そのまま学習への入り口になり、興味を持って主体的に取り組む姿を見ることができました。
また、段階的に学習を進めることで、
「やりたいこと」
「そのために必要な仕組み」
が自然につながり、楽しみながらプログラミングを理解している様子が印象的でした。
教材作成・講座設計にも関わりました
今回の講座では、講師として登壇するだけでなく、講座内容の検討や資料スライド作成にもサポート役として関わりました。
初めて扱う分野だったため、説明内容や進行方法については何度も確認を行いました。
子どもたちにとって分かりやすいことはもちろんですが、「なぜそう動くのか」を理解できる講座にすることを意識しました。
プログラミング教育では、単に完成した作品を作ることだけではなく、考えて、試して、失敗から改善する経験が重要です。
今回の講座を通じて、その学びの大切さを改めて感じました。
地域のデジタル教育を支える取り組みへ
三島笑会では、システム開発やWeb制作だけでなく、地域の子どもたちや社会人を対象としたデジタル教育にも取り組んでいます。
AIやプログラミングなど、デジタル技術は今後ますます身近なものになります。
大切なのは、技術を覚えることだけではなく、「デジタル技術を使って何を実現したいか」を考える力です。
今回のマインクラフトを活用したプログラミング教室は、その第一歩になる貴重な機会となりました。
今後も三島笑会では、地域に根ざしたデジタル教育活動を通じて、未来を担う子どもたちの学びを支援していきます。
