こんにちは!スタッフのやまさきです。
令和7年6月15日(日)に開催された「第21回美郷町産業祭・みさとふるさとまつり」の音響スタッフとしてお手伝いをさせていただきました。

引受先企業さんから「急きょ人員が必要になった」とのご連絡があり、今回初めてご協力させていただくことになりました。
前職(高校教員)での経験
私自身は音響関係に詳しいというほどではないのですが、これまで経験していたことがいろいろと役に立ちました。
文化祭や芸術鑑賞などのイベントでは、専門業者さんに依頼して音響や照明を設置していただくのですが、学校で開催する販売イベントや講演会などでは先生方が自ら機材準備〜設置、撮影&音響、などをやっています。
最近ではオンライン配信をする機会も増えていますし、ネット上の情報を参考にして
- ビデオカメラ〜ミキサー〜PCをHDMIケーブルで接続したり
- 距離が遠くなると、LANケーブルへ変換したり、無線機で飛ばしたり
みたいな感じで、仲間内でワイワイ言いながら楽しんでやっていました。
こうやって、少しずつ知識と経験が増えていたようです。
今回の作業
今回行ったことは、主に以下の作業です。
- スピーカー設置、ケーブル配線
- ステージ上:演者、話者向け
- ステージ下:来場者向け
- 少し離れた場所:イベント会場入り口付近
- マイク設置
- 有線マイク、ワイヤレスマイク


分かっていたことですが、このスピーカーが超重量級…。マスターはホイホイという感じで設置されてました。すごいです。
配線は束ねてあるのですが、そのまま伸ばしていくと徐々にねじれていきます。
たしかこうやってたなー、と思い出しながら伸ばしていきました。
とっても便利そうなiPadアプリ
デジタルマスター(私が勝手にそう呼んでます)が使っている機材を拝見すると、便利そうなデジタルツールがありました。実際にマスターもそう話しておられました。
(どちらもiPadアプリです)

KLANG
登録してある音楽をボタン1つで再生できるアプリ。いわゆる「ポン出し」です。

mackie master fader 5
多様な音源をミキシングして出力できるアプリ。各音源を細かく調整することもできます。
Wi-Fiで複数のiPadと連動することもできます(これ便利!)
デジタルツールで便利になったこと
音響機材は基本的にほとんどが重い…です。スピーカーだけでなく、アンプからミキサーまで1つ1つがかなりの重量です。
それらは運送や設置のしやすさを考慮されてケースに入っているのですが、初めての人だと驚くでしょうね。これが少しでも軽くなるのはとっても助かるようです。
もう一つは、iPadアプリを使うことで本部から離れて音響調整をすることができる点です。
イベントによっては単独で乗り込んでこれら全てを行わなければいけない状況も発生するようで、ステージ前やステージ上で音響調整をするのがとても難しいようです。
よくディレクターと音響さんがやりとりされているのを見かけますよね。
それがiPadを使うと、移動したポジションで音響調整が直接できることになります。

デジタル化で便利な世の中になりましたねー
まとめ
県内のあちこちで様々なイベントが開催されますが、主催者がすべての機材とノウハウをもっていることはまずないですね。
テント、机、イス、などもレンタル会社から借りてこられてますし。
(そう考えると学校っていろんな物と人が揃ってるレアケース)
もしかしたら、これからも各地のイベント運営のお手伝いをすることになるかもしれません。
運営側の熱意やご苦労なども共有することができ、とても興味深いです。
最近はだんだんと「何でも屋」の様相を表してくるようになりましたが、地域で活動するにはある意味でそういう「何でも屋」が必要なのです!
こういったイベント運営などのご相談がありましたら、お気軽に弊社までご相談くださいませ。
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