はじめに

Macのボイスメモを使って録音したけれど、保存されたファイルはどこにある?
みなさん、こんにちは!
打ち合わせや会議の内容を記録する際、「Macのボイスメモを使って録音したけれど、どこに保存されているのか分からない」という経験はありませんか?
私たちも議事録作成のために録音を行う中で、保存場所を調べても正確なパスが分からず苦労しました。
この記事では、Macのボイスメモ保存場所と、iPhoneとの連携方法について詳しく紹介します。
また、会議録音をスムーズにするちょっとした活用アイデアも紹介します。
Macのボイスメモ保存場所(M1/Apple Silicon 対応)
検索しても古い情報が多く、現在のmacOSではフォルダ構成が異なっています。
実際に確認したところ、macOS Tahoe(M1 Mac)での保存先は以下の通りでした。
~/Library/Group Containers/group.com.apple.VoiceMemos.shared/Recordings/
- Finderで直接アクセスする場合は、「移動」→「フォルダへ移動」から上記パスを入力します。
- Finderで開きたい場合は、Optionキーを押しながら「移動」メニュー→「ライブラリ」から上記を参考にたどってください。
この中に「.m4a」形式の音声ファイルが保存されています。
ファイル名は自動で付けられますが、日付で並び替えれば目的の録音を見つけやすくなります。
iPhoneのボイスメモもMacで共有可能
iPhoneで録音したボイスメモも、iCloudを有効にしていれば自動的にMacと同期されます。
設定方法は次のとおりです。
- iPhoneの設定 → Apple ID → iCloud
- 「ボイスメモ」をオンにする
- Mac側でも同じApple IDでサインインしておく
これで、iPhoneで録音した音声が自動的にMacの「ボイスメモ」アプリにも反映されます。
なお、ファイルを直接転送したい場合は「共有」→「AirDrop」で送るのが簡単です。
議事録作成のポイント
録音データは議事録の文字起こしにも活用できます。
最近では、AI文字起こしツールを使えば短時間でテキスト化が可能です。
Macのボイスメモファイルは汎用的な形式なので、ChatGPTなどのAIツールでも問題なく読み取れます。
録音データの扱いには個人情報保護の観点も必要ですが、正確な議事録作成のためには非常に有効な手段です。
便利アイテム:iPhoneケースで録音効率アップ
意外と見落とされがちなのが、「録音時のiPhoneケース選び」。
厚みのあるケースやマグネット付きケースは、マイク部分を塞いでしまうことがあります。
録音用におすすめなのは以下のタイプです。
- マイク穴の位置がしっかり開いたケース
- TPU素材で軽量タイプ
- 落下防止ストラップ付き
打ち合わせ時など、机に置いて録音する場合にも音質が安定します。
まとめ
- Macのボイスメモ保存場所(M1 Mac, macOS Tahoe)は ~/Library/Group Containers/group.com.apple.VoiceMemos.shared/Recordings/
- iPhoneで録音したボイスメモもiCloud経由で自動共有可能
- 録音データはAI文字起こしで議事録作成に活用できる
- ケース選びも録音品質に影響する
保存先が分かれば、音楽の編集や動画に追加したり、さまざまな加工にも使えますね!