Google検索結果に「星の評価」や「Q&A形式」など、通常とは違う“目立つ表示”を見かけたことはありませんか?

それが「リッチリザルト(Rich Results)」です。
この表示を自社サイトに導入することで、検索結果での目立ち度がアップし、クリック率向上が期待できるんです!
今回は、リッチリザルトの基本に加え、JSON-LD形式の構造化データサンプルとWordPressへの導入手順を詳しく解説します。
リッチリザルトとは?
通常の検索結果との違い
通常の検索結果は、タイトル・URL・説明文が表示されるだけです。
一方リッチリザルトは、以下のような情報を追加表示できます:
- 星評価やレビュー数
- 商品の価格や在庫状況
- イベントの日付や場所
- Q&A形式の質問と回答
これらは、「構造化データ(Schema.org)」というルールに従ってページに記述することで、Googleが正しく理解し、検索結果に反映してくれます。
リッチリザルトの主な種類と事例
種類 | 表示される情報 | 活用できるページ例 |
---|---|---|
レビュー | 星評価・件数 | 商品・サービス紹介 |
FAQ | 質問と回答の折りたたみ表示 | よくある質問ページ |
How-to | 手順・ステップごとの解説 | ノウハウ記事・レシピ |
商品 | 価格・在庫情報 | ECサイトの商品ページ |
イベント | 日時・会場・参加方法 | イベント案内ページ |
リッチリザルト導入のメリット
① 検索結果で目立つ
他の検索結果よりも情報量が多く、見た目にも目立ちます。
その結果、クリック率(CTR)が上がる可能性があります。
② サイトの信頼性が高まる
レビューやFAQなどの表示で、訪問前に安心感を与えられるのもポイントです。
③ Googleからの理解が深まる
構造化データを使うことで、Googleがページの内容を正確に把握できます。
結果として、検索順位の安定化や上昇に貢献する場合もあります。
リッチリザルトの導入方法(初心者向け)
1. 構造化データを記述する
基本的には、ページ内のHTMLにJSON-LD形式で構造化データを記述します。
ただし、初心者の方にとっては少し難しいかもしれません。
<FAQページ 用サンプルコード>
<script type="application/ld+json">
{
"@context":"https://schema.org",
"@type":"FAQPage",
"mainEntity":[
{"@type":"Question","name":"リッチリザルトとは?","acceptedAnswer":{"@type":"Answer","text":"検索結果に星やFAQが表示される形式です。"}},
{"@type":"Question","name":"構造化データは必須?","acceptedAnswer":{"@type":"Answer","text":"必須ではありませんが、クリック率向上に効果的です。"}}
]
}
</script>
<ブログ記事 用サンプルコード(BlogPosting)>
<script type="application/ld+json">
{
"@context":"https://schema.org",
"@type":"BlogPosting",
"headline":"リッチリザルトの基本とSEO効果",
"image":"https://example.com/images/rich-result.png",
"author":{"@type":"Person","name":"山田 太郎"},
"publisher":{"@type":"Organization","name":"○○株式会社","logo":{"@type":"ImageObject","url":"https://example.com/logo.png"}},
"datePublished":"2025-08-08",
"description":"リッチリザルトの概要や導入方法、SEO効果を初心者向けに解説します。"
}
</script>
2. WordPressならプラグインで簡単対応
以下のようなプラグインを使えば、専門知識なしで導入できます:
- Yoast SEO(無料)
- Rank Math(無料 & 高機能)
投稿画面で「FAQ」「How-to」などのブロックを追加するだけで、構造化データも自動で付与されます。
表示チェックと注意点
✅ リッチリザルト テストツール
Googleが提供している無料ツールで、構造化データが正しく記述されているかをチェックできます。
✅ Search Consoleでモニタリング
リッチリザルトがどのくらい表示されているかは、Google Search Consoleでも確認できます。
「検索の見え方」→「拡張機能」から確認可能です。
注意点:導入すれば必ず表示されるわけではない
以下の点にご注意ください:
- Googleの判断によってリッチリザルトが表示されない場合もあります
- 不正なマークアップ(ウソの情報など)はペナルティ対象になることも
- Googleのガイドラインに従うことが大切です
まとめ:リッチリザルトで検索結果を強化しよう!
競合と差をつけたいなら、リッチリザルトの導入は今がチャンス!
- クリック率UPで流入増加
- サイトの信頼性向上
- SEOの土台強化
専門知識がなくても、WordPressプラグインやテストツールを活用すれば手軽に導入可能です。
小さな施策の積み重ねが、大きな結果につながります!
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