地域と人をつなぐ場所 ― 江津市『つのづbase』訪問レポート

地域活性化
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こんにちは!スタッフのやまさきです。

先日、島根県江津市都野津町にある「つのづbase」を訪問してきました。

ここは築100年以上の古民家をリノベーションして誕生した交流拠点で、地域の方や学生が集まり、新しい挑戦や交流を育む場所として注目されています。

「つのづbase」SNSはこちら Instagram Threads

古民家を活用した交流拠点

「つのづbase」は、旧表田邸を活用してつくられた空間です。

館内には、飲食営業許可のあるシェアキッチンやレンタルスペースが整備されており、地域の人が気軽に利用できる仕組みが整っています。

また、最新技術に触れられるデジタル拠点としても活用されていて、eスポーツ団体の活動に使われたり、高校生がアプリ開発に使ったりしているそうです。

木の温かみを感じる落ち着いた空間に足を踏み入れると、どこか懐かしさを覚えながらも、新しい挑戦の芽吹きを感じられる雰囲気がありました。

施設の目的と取り組み

つのづbaseは、空き家をリノベーションし、チャレンジと交流の場として再活用することを目的としています。

  • 設備:シェアキッチン(飲食営業可)、レンタルスペース、デジタル拠点
  • 主な取り組み:解体・塗装・DIYのワークショップ、学生や住民の交流イベント
  • 位置:江津市都野津町、JR山陰本線「都野津駅」から徒歩圏内

訪問してみると、単なるレンタルスペースではなく「地域の誰もが関われる拠点」として整えられていることが伝わってきました。

カフェオーナーさんのお話

訪問した日には、シェアキッチンを活用して曜日限定で営業しているカフェがオープンしていました。

クレープとカフェオレを注文して、カフェを営むオーナー(ぷぷじー)さんにいろいろお話を伺いました。
カフェ店についての情報は、こちらのInstagramからどうぞ。

カフェのオーナーさんは地元出身で、すぐ近くの高校に通っていたとのこと。
高校での授業をきっかけに、地域で活動されている方と知り合い、そのつながりが後の進路や活動にも大きな影響を与えたそうです。
隣町の大学に通っていたとき、その方の紹介で同級生と出会い、その同級生が「チャレンジと交流の場をつくりたい」と古民家を購入。
その流れから現在はカフェ運営と兼ねて、営業日にはつのづbaseの管理を任されるようになったといいます。

施設は、地域の方がレンタルスペースとして活用するだけでなく、学校帰りの高校生がふらっと立ち寄るカフェとしても親しまれています。

また、都野津地区はかつて瓦産業がたいへん盛んだったこともあって、赤瓦の家が多いのも特徴です。

つのづbaseの駐車場には、その赤瓦を砕いたものが一面に敷かれていて、地域の歴史を象徴するような景観づくりがなされています。

訪問して感じたこと

つのづbaseは、単なる古民家リノベーション施設ではなく、人が自然に集まり、つながりを育む場でした。

カフェの存在がその雰囲気をさらに柔らかくし、誰もが立ち寄りやすい空気をつくり出していました。

「ここで人と出会えるかもしれない」「何か新しいことが始まるかもしれない」

そんな期待感を抱かせてくれる場所です。

まとめ

江津市の「つのづbase」は、古民家を再活用しながら、地域と人をつなぐ新しい交流拠点として進化を続けています。

曜日限定のカフェも、その取り組みの一部として地域に彩りを添えていました。

地域で活動する方や、新しい場所でのチャレンジを探している方にとって、ぜひ一度訪れてほしい場所です。

きっとここでの出会いが、新しい一歩につながるはずです。

私たちが出雲市佐田町で展開しようとしている「さだベース」の参考にもなりました。
拠点同士での交流ができると楽しそうですね。

さだベースはこちらから Webサイト Instagram

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