LINEスタンプを作ってみました|生成AIとスマホだけで、申請から承認まで

AI関連
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こんにちは、スタッフのやまさきです。

このたび、はじめてLINEスタンプを作って、LINEスタンプとして販売を始めました。

タイトルは「ばあちゃんの石見弁」。
島根県浜田市の石見弁でしゃべる、元気なばあちゃんのスタンプです。

使ったのは、スマートフォンと、無料の画像生成AI(ChatGPT)だけです。

この記事では、作ってみて分かった流れと、つまずいたところをまとめました。
「自分も作ってみたい」という方の参考になればうれしいです。

今回作成した16個のスタンプ画像

目次

  1. 作ったスタンプの紹介
  2. 作る前に決めたこと
  3. 作り方の手順
  4. 申請から承認まで
  5. 作ってみて感じたこと
  6. 制作や講座のご相談について

作ったスタンプの紹介

「ばあちゃんの石見弁」は、静止画16個のスタンプです。

  • おはようさん!
  • ほんにおおきに
  • ええよ、まかしんさい!
  • ごはんじゃけー、はよ来んさい
  • ちゃんと食べとるかね?
  • また来んさいね、待っとるけぇ

あいさつ、感謝、心配、ごはんの呼びかけなど、家族や友人との毎日の会話で使える言葉を選びました。

キャラクターは、白い三角巾に水色の割烹着、赤黒チェックの腕カバー、藍色の絣柄のもんぺ姿の、田舎のばあちゃんです。
ふっくらした丸顔で、笑うと目が細くなります。

購入ページはこちらです。

作る前に決めたこと

最初に決めたのは「何を作るか」でした。ここがいちばん大事だと感じました。

私が選んだのは、身近な人をモデルにして、方言でしゃべるスタンプです。
浜田出身の方にモデルをお願いし、イラスト化することの許可をいただきました。

決めるときに意識したのは、次の3つです。

  • 誰が、どんな場面で使うか(家族とのやりとりなど)
  • 自分にしか作れないものか(身近な人と、地元の言葉)
  • 権利の面で心配がないか(モデルの方の許可、無料で商用利用できるフォント)

なお、モデルの方のお名前などは、記事には載せていません。
写真も載せず、載せるのはイラストだけにしています。

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作り方の手順

実際に作った流れは、次のとおりです。

1. モデルの方に許可をもらう

イラストにすること、スタンプとして公開することを説明して、了解をいただきました。

あとで確認を求められることもあるそうなので、許可を得たことは記録に残しています。

2. 写真から特徴を拾って、デザイン案を作る

写真を見ながら、髪型、笑うと細くなる目、三角巾、腕カバー、もんぺの柄など、「この人らしさ」が出る特徴を書き出しました。

この特徴をことばにしておくと、あとで画像生成AIに伝えやすくなります。

3. 画像生成AIで、基準になるキャラクターを作る

ChatGPT(無料プラン)で、基準になるキャラクターを作りました。
まず1枚、気に入った絵を決めて、それを毎回添付して「同じ人物で、別のポーズを描いて」と頼む方法です。

無料枠には回数の制限があります。
そこで、4個のポーズを1枚にまとめて生成しました。
16個なら、4枚のシートで足ります。

ただ、ちょっとした問題もありました。
4個ずつ4枚作成させたのですが、最初の1枚と他の3枚とでは顔が若干異なったものになりました。

少し気になったものの、今回はそのまま使用することにしました。

4. 切り出して、背景を透明にして、サイズをそろえる

生成した画像から、1個ずつ切り出します。

背景を透明にして、LINEスタンプの規格にあわせて、横370×縦320pxにそろえました。
この作業は、簡単なプログラムを書いて自動化しています。

5. セリフを決めて、文字を入れる

石見弁のセリフは、浜田市がまとめている「浜田の方言集」を参考にして、地元の方に最終確認をお願いしました。

方言は地域や世代で少しずつ違います。自分の感覚だけで決めず、確認してもらってよかったと思います。

文字は、藍色に白いフチをつけ、フォントは無料で商用利用できる「よもぎ」を使いました。

6. タグ、タイトル、説明文を決める

LINEスタンプメーカーでは、タイトルや説明文のほか、画像ごとにタグ(最大9個)を設定します。
タグは、検索で見つけてもらうための言葉です。

全部の画像に「方言」を入れ、ほかは「おはよう」「ごめんなさい」「了解」のように、セリフに近い言葉にしました。
ここも生成AIのアドバイスを参考にしました。※あとからでも変更可能

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申請から承認まで

申請は、スマートフォンのアプリ「LINEスタンプメーカー」から行いました。

  • 販売地域は、日本のみにしました(審査の確認項目を減らすため)。
  • 価格は、120円〜から選ぶ形式です。
  • 申請時に、「生成AIを使用している」にチェックを入れました。

結果は、申請の翌日に承認されました。思ったより早く、少し拍子抜けしたほどです。

一方で、文字数の上限や、画像の規格には細かい決まりがあります。
たとえば、タイトルは40文字、説明文は160文字までで、全角は2文字として数えます。

申請の前に、公式のガイドラインで確認しておくと安心です。

作ってみて感じたこと

思ったより、スマホとAIだけでできました。
絵が描けなくても、「どんな人か」を言葉で説明できれば、形にできます。

いちばん時間がかかったのは、AIではなく「決める」作業でした。
誰のどんなスタンプにするか、どの言葉を選ぶか、という部分です。
AIは絵を描いてくれますが、何を作るかは、人が決めるところだと感じました。

生成AIを使ったことは、隠さずに伝えることにしました。
申請時にも申告しています。
AIを使うからこそ、モデルの方の許可や、フォントの利用条件など、権利のことは丁寧に確認したいと考えています。

次は、第2弾も作ってみたいと思っています。

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制作や講座のご相談について

今回の経験から、次のようなご相談をお受けできます。

  • 中小企業・個人の方: オリジナルスタンプを作ってみたい(キャラクターの考え方から、申請までのご相談)
  • 学校・団体の方: 学生向けの講座や体験授業の企画(生成AIを使ったものづくりなど)

お気軽に、お問い合わせください。

※記事内のスタンプ画像は、画像生成AIを使って作成したイラストです。

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